毎日新鮮に周りのことを見る事にしていてもいつの間にか今流行している音楽が分からなくなる。最近の音楽を前みたいに熱意を持って聞けなくなる。こんなポップなスタイルは嫌だとかそんな言い訳ばかりだ。
自分の過去を振り返るのはそんなに悪い事じゃないのかもしれないと思う様になった。ついさっき思った。劇団四季のSkimbleshanksを聞いたら涙が溢れて来たからだ。時間の流れは止められなく、体と一緒に心も年を取って行く。よく中身は10代のままと言うけど、そんなはずはない。どうしてかと言うと、心は心臓のある場所にある訳ではなく、体の一つ一つの細胞の中に宿っているからだ。脳が思考を一括して行っている訳でもない。体の細胞全てがこれを行っている。大きく言えば、私たち一人一人が宇宙の細胞で、細胞が集まった体が宇宙だ。
わたしは子供の頃劇団四季のキャッツに夢中で近所の友達と劇団を作っていた。確か劇団つるだったと思う。学校の昼休みに友達を集めて劇団の練習を強要させたり迷惑を掛けた。将来は劇団四季に入りたいと思っていたし、中学校でオーケストラに入ってからは劇団四季のオーケストラに入りたいと思っていた。
時間の流れには逆らえないし、自分が年を取った事を受け入れないといけないと今日思った。