歯は歯
そう思うと急にまた歯が痛くなる。
昨日の夜も不思議だった。
電車に乗ってるときは痛くないのに、部屋へ帰って来た途端に痛くなった。
絶対歯のことを考え出すと痛くなるんだと思う。
今日はあんまり痛くないなあと思った途端に痛くなる。
でも歯医者に行った次の日の夜は本当に痛かった。
フランス人の詩人という
Marien Guillé
http://vimeo.com/64982208
http://unpoeteasingapour.over-blog.com
に会った。
この人には歯が痛い事は結局最後まで言わなかったけど、話していると、どくどく痛みが言う様になって来て、なんかマリアンが言っていることが遠くなる瞬間があった。眠くてしょうがないとき、人の話が遠くなるときと一緒。
ふわあと別の世界へしばらく行って、また現実にもどる感じ。
マリアンは若くて詩の活動にとても意欲的に見えたから、もう一方的に自分のプロジェクトや情熱を語ると思っていたけど、(もしかしたら私が時々ふわあとなっているのを気がついたのかもしれない)こっちが話して、向こうが話すという普通の会話方式だった。マリアンのことを聞きたかったら質問をしなければいけなかった。
マリアンの詩のことは本当に興味があるけどあの時は失礼ながら頭の中は痛み78%、詩22%だった。あの日家のベットの上にいたら痛み100%で最悪だったかもしれない。
でも78%痛みの時はエゴが出る隙間も少ししかないから、素直になれたと思う。過去の栄光とか未来の不安とか、他人に対する嫉妬、批判、自分への自分喪失、これらより78%の痛みが勝ってた。
こんな大変な思いをしなくても小学生の頃は素直に田んぼのあぜ道で長時間集中できたのになあと思う。